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家庭でできる浸水対策(水のう)

ページID:0161264 更新日:2025年7月2日更新 印刷ページ表示

 浸水被害に備えるために活用する『土のう』ですが、急に必要になったときに、土のう袋の中に入れる土を用意できない、持ち運びが困難など、「土のう」を用意できない場合が想定されます。

 そこで、家庭でも準備ができる「水のう」を紹介します。

「水のう」の作り方

1 用意するもの

用意するもの

ビニール袋2枚、ヒモ2本

作りたい大きさに応じたビニール袋を用意してください。画像では、45リットル程度の大きさのビニール袋を使用しています。注いだ水の重さに耐えられるよう、ビニール袋を複数枚重ねて「水のう」を作るため、ビニール袋は必ず2枚以上用意してください(ビニール袋1枚では破れてしまうことがあります。)。ある程度の大きさがあれば、レジ袋でも作ることが可能です。
なお、ヒモについては、必ず必要なわけではありません。ビニール袋の口を縛ることができるようであれば、ヒモは用意しなくても問題ありません。

 

2 ビニール袋を準備します

ビニール袋の準備

ビニール袋を二重に重ねて、水を注ぐ準備をしてください。この時、段ボール等の箱を使用した方が、ビニール袋に安定して水を注ぐことができます。

3 内側の袋に水を注ぎます

内側のビニール袋

内側のビニール袋に、袋の3分の1から半分程度までの水量を目安に水を注ぎ、ビニール袋の口を縛ってください。
画像は約20リットルの水を注いでいるため、約20キログラム程度の重さの「水のう」が出来上がります。

4 外側の袋を閉じます

水のう袋出来上がり

外側のビニール袋の口をヒモで閉じれば、「水のう」の出来上がりです。

「水のう」の使用方法

水のうの活用

「水のう」を使用して、トイレ、洗面所やキッチンなどの排水溝から下水の逆流を防ぐことができます。

玄関などの浸水対策で「水のう」を使用する場合は、「水のう」だけでは重ねて積み上げることが難しいため、段ボールやブルーシート等と合わせて使用することで、浸水対策として活用することができます。

急な大雨の際でも、「水のう」は家庭でも用意できるもので簡単に作ることができますが、あくまで水位が浅い初期段階の対策として活用してください。雨量や浸水の状況を見極め、危険を感じる前に早めに避難してください。

その他

『水のう』には、専用の袋に水を注いで作るタイプのものや、吸水ポリマーに水を吸わせて作るタイプものが市販されています。各家庭に合った備えをしてください。

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