本文
令和2年8月24日(月曜日)
午後1時から午後2時20分まで
新座市役所本庁舎 5階 第2委員会室
橋本正明委員長、山口由美副委員長、林淳慈委員、脇田愛介委員、畑中典子委員、番場双葉委員、石野幸利委員、中島栄委員、稲垣一久委員、納谷眞委員、笹川二三子委員 計11名
いきいき健康部長 竹之下力、介護保険課副課長兼事業計画係長 栗山晃代、介護保険課副課長兼介護予防係長 鈴木由佳、介護保険課事業計画係主任 島中亮、介護保険課予防係主事 渡邊菜月、長寿はつらつ課副課長兼安心サポート係長 富樫美千代、福祉政策課福祉政策係主査 平田香織 計8名
1 開会
2 議題
(1)新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画第7期計画における施策・事業評価について
(2)新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画第8期計画に向けた課題について
(3)その他
4 閉会
資料1…新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画第7期計画における施策・事業評価について(本資料に対する委員からの事前質問と回答)
資料2…新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画第8期計画に向けた課題について(本資料に対する委員からの事前質問と回答)
参考資料1…資料1・2の解説・補足資料
参考資料2…新座市介護予防・日常生活圏域ニーズ調査自由記述
参考資料3…第1回新座市介護保険事業計画等推進委員会にて配布したご意見・御質問票兼アンケートに対する回答と結果について
参考資料4…第2回新座市介護保険事業計画等推進委員会意見・質問票
公開
(傍聴者0人)
なし
橋本委員長からあいさつ
(事務局より資料に基づき説明)
◎
各項目において見直しをしてくださいました結果についてのご報告であります。また、事前に委員の皆様方に資料をお送りしてご意見をもいただいたところでございます。
今の事務局からのお話で了解できるか、もっと深めたご質問なりご意見ということがあればお伺いしたいと存じますが、いかがでしょうか。
○
中核機関についても回答いただいてありがとうございます。これは、今現状では地域包括さんのほうで、こういった成年後見の相談を受けたりはされていると思うのですが、こことは包括とは別で市の中にこういった機関を設けるということでしょうか。
●
平成28年に国のほうで成年後見利用促進法が制定され、29年から施行しているのですが、その中で市の役割として中核機関を設置するということになっておりまして、現在市のほうでも成年後見のご相談は受けています。実際、申立て等ありますけれども、それ以外のご相談も受けてはいるのですが、きちんとした機関を立ち上げて、そこで行うということです。
○
ありがとうございました。
あと、もう一つ質問させていただいた、利用促進のほうが廃止になってしまったということで、回答については直接市民の方からの声やケアマネさんからそれに対する反応はいただいていない状況という今、ご回答いただいたのですが、ちょっと何か公聴会の資料なども目を通させていただいたところ、やはり経費の負担が大きいということと併せて年金暮らしで介護サービス利用料の負担が大きいというような市民もいらっしゃったようなので、やっぱりなくはないだろうなというのはあるのですが、そういった声をやっぱり今後とも市のほうでも受け止めていけるような体制とかそういう意識は持っていただく必要あるかなというのはすごく感じました。
◎
ありがとうございました。大変重要なご指摘かというふうに思います。
他の委員はいかがでしょう。
○
私は主に現場からなかなか実際に関わらない場合に見えにくいという意味で、住宅改修のことと薬剤師のことを少し意見させていただきました。
特に、市民からの意見の中にも住宅改修とか介護用品については幾つか意見が出ていて、本当に必要なのかとか、どんな形で計画されているのかみたいな意見があったのですが、介護用具、住宅改修については、実は介護予防に私はとても大きく生かせると思っているのですが、どうしてもこの介護度だとこれは借りられないとか、介護度に合わせて使えるものが制限されているという中で、起こってから使っている、本当は起こる前に使わないと、そんなことを考える中で、市のほうの提出されたものの中には、正しく評価していくという一文がありましたので、ぜひ正しく評価していただきたいと思って意見を書きました。
薬剤師については、もう本当に私たち薬剤師職能が介護に十分役に立てるというふうに思って、明記していただければと思って書きました。ご回答のほうは意図を十分反映していただけるのだろうと思っておりますので大丈夫です。
◎
ありがとうございました。ご意見やご質問いただいた方の追加でのお話をいただきました。
全体的にやはり今はこういう状況でコロナのことが大きく影響してしまっているのですが、事務局のご説明ありましたけれども、それが新しい生活様式だとか、これが収まっていったときどうなるかということ、ただ、計画の途中のことなので、なかなか難しいことですけれども、そんなことも大変影響しているということを強く感じました。
それでは、皆さん方、何かこの第7期の評価とかご意見、付け加えることはございますでしょうか。また、事務局のほうにご質問があれば。はい、どうぞ。
○
ここに載っている元気アップの予防体操とかいろんな行事の中で、加盟団体からもこの142団体があるということだったのですが、ご意見の中にもあったとおり、こういった元気アップに参加できる高齢者が増えてきたのと、またそこから新しいグループでの自主的なグループ活動ができるような推進を市のほうが行って自主的な活動で広げていくというような、そういう方法というのも案というと、意見の中にもくださった方がいらしていて、そういう方法とここで出ている142団体というのは、これは個人的な自主的なグループ団体とはまた別のものなのでしょうか。
●
今のご質問についてですが、元気アップトレーニングといいまして、市が支援している自主的なグループの支援と、あと先ほど申し上げました介護予防ガイドブックに載せさせていただいております通いの場といったところが143団体ありますといったところとお伝えしたかと思うのですが、その143団体は既に地域にある通いの場といったところで介護予防ガイドブックでご紹介させていただいております。
元気アップトレーニングにつきましては、効果検証されたおもりのついたバンドをして手足を運動させて筋力を上げていくというようなトレーニングなのですけれども、そちらについて自主活動として市のほうは支援させていただいております。
○
ありがとうございました。
この143団体というのは、自主的グループが発展的に作り上げられてきたというような捉え方でよろしいでしょうか。
●
発展的といいますか、地域の中で地域の皆様が支え合ってできたものと認識しております。
○
ということは、市のほうがそういった支援をしていく中でそういうグループがどんどん広がっていくというような認識でよろしいでしょうか。
●
介護予防ガイドブックに載せてあります地域活動をしている団体につきましては、最初から自主的に立ち上がったものでございます。
○
分かりました、ありがとうございます。
◎
4ページ目の上から2番目、介護予防のことで在宅医療・介護連携の課題抽出と対応策の検討が会議の構成を変更して機能を強化していくというようなことがありましたですけれども、何かほかにあったら。
○
やっぱり形を変えて何かしら成果を出していくほうがいいと思います。もう顔見せみたいなことも既に時期が終わったと思うのですよ。やっぱり課題に向けてデッドライン決めて、成果を出していくためにはその方法論として、市がいろいろ考えて成果を出してもらえばいいかなと思います。
◎
それでは、全体のご説明、それから意見をお出しいただいた方のご意見に対して、またそのほかのご意見も伺いましたけれども、ここの1番の第7期の評価についての報告はよろしゅうございましょうか。ありがとうございました。
それでは、議案の1についてはそのようにまとめさせていただきます。ありがとうございました。
◎
それでは、議題2の新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画第8期計画に向けた課題について事務局から説明をお願いします。
(事務局より資料に基づき説明)
◎
ありがとうございました。丁寧にご説明をいただきました。
作成に向けた課題について、調査の結果等、また、自由意見等も踏まえて整理をしてくださいました。まず、ご質問、ご意見いただいている方ございますので、少し追加でご質問、ご意見等あればと思いますが、今の事務局説明いかがでございましょう。
○
質問の1に関しましては、大学のある町内会の方からも孤立している人たちのことを伺って、一緒にちょっと課題を解決していきたいなということを今、話していまして、ぜひそういう孤立しやすい方たちの現状がもっと分かるようになればいいかなというふうに思っていますので、集計なんかまたお教えいただければと思います。質問の2につきましても、認知症のこともありますし、介護のいろんな不安な方とかいろんな状況ありますので、いろいろお教えいただければと思います。
◎
ありがとうございました。
他にいかがでございましょう。
○
だらだらと長い質問をたくさん失礼しました。本当に丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございました。特に、3番目の筑波大学との共同でこんなふうに出ているのだなというところでなるほどというふうに思いました。8期に何とか生かせるといいかなと思いました。ありがとうございました。
◎
ありがとうございました。
それでは、他にどうぞ、ご質問、ご意見ありますでしょうか。
○
新座市民として失礼な質問をしてしまったかなと反省しているのですけれども、この特別養護老人ホームですか、ほぼ75%という、これはほかの比較対象がないものですから、多いのか少ないのかちょっと分からないですけれども、新座市民の一人としては、ちょっといかがなものかなというのが正直な感想と併せて、あとその有料の老人ホームのほうは、なかなかこの数字というのはやっぱり新座市というのは、どちらで提供しているのかなと、こんな思いもあるものですから、何とか介護保険料が高いとかあるいは特養が少ないとか、そういった市民の意見が多いものですから、何とかその市民の方にプライオリティーが一つつけらればいいいかなと。そんな思いでちょっと質問した次第でございます。以上です。
◎
最後のところの保険料が高いという、使い切れないというようなこともあった中で、介護保険料が高いという意見が圧倒的。しかし、介護保険料を引き下げる努力は介護予防の努力に比例。これ何かPRもっとするべきだなというような感じのご意見だなと思いました。
○
どうしてもこれだけ保険料が高くなる、年々高くなると思うのですけれども、予防のほうの努力がやっぱり市民としてある程度、予防について義務だと思いますので、高い高いというばかりはなくて、一人一人が努力しないといけないです。
◎
いえいえ、とんでもない。ちょっとその辺の介護保険料の仕組みや何かについても市民にPR、これは国民にと言ったほうがいいのかもしれないですけれども、必要なのかな。非常に合理的なというか、算式によって出てくるというようなことだったわけですけれども、そこに公費を無駄に入れるかということは、また別の問題ですけれども、そんな感じがいたしました。ありがとうございました。
他に、ご意見いただいている方、いかがでございましょう。
○
特段ないですけれども、なかなかアンケート、自由意見など読んでいますと、制度が分からないというような部分が意見で結構目立ったので、幾らいいプランを作っても、それが実際利用されるほうの側にこういうものがあると分からなければ、せっかく作っても機能しにくいのかなと、そのことを感じたものですから、PRの仕方というのも今後重要だと、特に、このコロナ禍において、今まででも分からないというのに、これからもっと、要は人と人との接点が多分遠のいてくる中で、新しい仕組みを説明するというのは、非常に重要な一つの方法かと思って、ちょっとうまく書けなかったのですけれども、そういう意味です。
◎
介護保険も開始してから長い時間がたっても今だにそうなるのは多分大きいことの一つは、自分事じゃないとなかなか制度のことって分かりにくい、介護保険自体が変わってきて難しくなっていることも確かです。そういう意味では、ケアマネさんとか地域包括支援事業所はあるということは、介護保険のほかの施策ではない、実は非常にユニークなものですよね。その辺も含めていかがでしょうか。
○
やはり改正を重ねるごとにどんどん複雑化しているところもあって、ますますこの一般の方にはちょっとすぐにはしてみようというふうに思えるような制度になっていないというのは、確かに正直あるのですよね。やはり必要となったときに、相談に見えられた方に説明すると、あ、そういう仕組みだったのかというお声をいただいているので、やはり個々にそういう必要になったときに、そういった方に丁寧に説明していくというのがまず一つと。
やはり集団的にはこれは私どもの地域包括支援センターの活動もやっぱりさらに見直ししていかなくてはいけないという部分があると思うのですけれども、地域の方により多くの方に、分かりやすくそういった介護保険制度のことをお知らせしていくこと、やはりそれもちょっとこういった形で集団に対する説明会というのがどの程度リスクを避けられるかというのは、もう一つまた別の課題としてはあると思うのですけれども、その活動の必要性というのはやはり皆さんからいただいた自由記述の意見とかを拝見すると、まだまだ広めていく余地はあるのかなという感じがします。
◎
ありがとうございました。
それでは、議題の2につきましては、事務局よく整理してくださいました。ご意見も回答しましたということで終わらせていただきたいと思います。
◎
それでは、議題の3でありますが、その他について事務局からご説明をお願いします。
(事務局から説明)
・市民からの意見について
・新型コロナウイルスに関する介護保険事業所に対する支援について
◎
事務局から計画策定に向けた市民の皆様の意見について、また他にもご意見がありましたら用紙に記入してくださいとのことです。
それでは本日の議題はすべて終了いたしました。ありがとうございました。